綿向山(1110m)  竜王山(826m)   GPS登山地図の表示


登山日2011年2月16日 (水) 晴れ   メンバー 私  所要時間 8時間0分

御幸橋駐車場8:30→ヒミズ谷出合小屋8:50→一合目9:05→二合目9:20→三合目9:30→あざみ小舎→四合目9:50→10:00五合目小屋10:10→六合目10:20→七合目(行者コバ)10:30→11:00綿向山12:15→竜王山分岐12:40→折り返し→竜王山分岐13:40→標識14:05竜王山50分標示14:20→917m峰14:30オンバノフトコロ15:00→鉄塔15:10→竜王山15:30→500m標識15:45→竜王山登山口16:00休憩所16:15→駐車場16:30


歩行距離 11.1km 累計標高(+-)1097m

トイレ 西明寺口

(大阪府寝屋川市から)

     往路 1時間50分(第二京阪道路寝屋北IC〜瀬田東JCT〜栗東ICを有料道路を利用)

               復路 1時間40分(栗東ICから寝屋北ICまで有料道路を利用)


今回は最近ネット仲間が、アイゼンやスノーシューなどで雪の綿向山に登られていうので、私も久し振りにアイゼン、ワカン、スノーシューを車に乗せ一を出発した。これまでこの付近に来るのに遠く感じていたが、今回平成22年3月20日に開通した第二京阪道路を初めて利用し、綿向山に出かけたが、2時間かからず到着することが出来た


日野町役場前を通り、綿向山のある西明寺に向けて国道477号を走る。前方にはこれから登る綿向山が

西明寺口にはトイレがある。西明寺口バス停を右に曲がり御幸橋駐車場へ向かう

御幸橋駐車場は雪で一面真っ白。準備をしている間に、団体さんと単独の登山者が出発していく

御幸橋駐車場から西明寺川沿いに進んでいくと水木砂防堰堤がある

水木砂防堰堤からヒミズ谷出合小屋へ歩いて行くと右手に天然記念物となっている綿向山麓の接触変質地帯の表示板が建っている

水無山北尾根コースと表参道コースの分岐となるヒミズ谷出合小屋に到着。水無山経由で綿向山も考えたが踏み跡がない。7年前に踏み跡のない新雪の中、ラッセルをしながら歩いた記憶が蘇り、水無山北尾根コースは諦める

ヒミズ谷出合小屋から表参道コースを進むと橋が架かっており、渡れば緩やかな登山道が始まる

先日武奈ヶ岳で履いた登山靴は防水効果が悪く、雪で少し湿っていたので久し振りに履いた登山靴。

緩やかな九十九折の登山道を登っていくと竜王山登山口から伸びている水木谷林道と合流する場所が三合目である

三合目までは樹林界の中を歩いてきたが3合目に到着すると一瞬開けた展望の良い場所に出る 三合目から少し登るとあざみ小舎があり、ここでアイゼンを装着する

五合目に到着。ここからの展望は良い。琵琶湖の先には比良の山や野坂山地の山を見ることが出来る 赤い屋根の五合目の小屋。先には帰路に歩いた竜王山への稜線が見える。鉄塔の位置からはこの小屋が良く見える

五合目を過ぎると、雪が深くなってきている

七合目の行者コバに到着

七合目から綿向山山頂までは急な冬道を登る。前回来た時には夏道を通行できたが、今回はこの時期通行止めとなっている。

冬道で先行していた団体さんを追い抜くと直ぐに綿向山の山頂に到着。既に私と同時に出発した単独者が到着していた。 綿向山は2人だけの静かな山頂であったが、追い越した団体さんが到着後、次々と登山者が到着され賑やかな山頂となってきた
綿向山から見た鎌ヶ岳。迫力のある山容である 大勢の登山者で賑わう綿向山山頂

この冬の時期は遠くの山が見える。雪化粧の御嶽山もはっきりと見えている

綿向山山頂からの動画

御嶽山以外にも白山、能郷白山、乗鞍岳が見えている。前回は北アルプスもきれいに見えていたが今回は確認することが出来なかった

綿向山で休憩後、水無山へ久し振りに出かけようかと考えたが、その方面は雪が深いので諦め、竜王山側に進む。竜王山へは目の前を歩いている先行の単独登山者が踏み跡のない雪の上を進んで行っている

私は幸福のブナの前で今シーズン初めてワカンをつける、久し振りのワカンだったので一瞬、つけ方を迷う。この間に単独登山者2名が竜王山分岐へと進んでいく

竜王山分岐に到着すると、雨乞岳に向かう稜線には踏み跡がない。途中で追い越された単独者がワカンを装着中。踏み跡のないバージンスノーを歩いて行くと見事な雪屁が出来あがっている 雪景色に見とれいていると、ワカンを装着されていた若者が先に進んでいく。大きなカメラを持って雪景色を撮影に来られたのであろう
見事な雪景色である。風に吹かれアイスバーンとなり、見簿とな風紋が出来あがっている

見事な雪景色である

前方には雨乞岳、その右奥には鎌が岳が、この先下がっていくので、引き返すことに。先行者も既に綿向山に向かって戻っていく

釈迦ヶ岳、竜ヶ岳方面の雪景色

竜ヶ岳分岐付近の景色(動画)

折り返し場所から見た風景。左に雨乞岳、鎌ヶ岳。右手に綿向山。目の前には見事に出来あがった雪屁が
御池岳、霊仙山が、琵琶湖川を見れば野坂山地の山々が

誰もいない静かな稜線で雪景色を堪能した後、竜王山に向かって下山する。分岐には若者が1人いたが、私が急坂を下山するのを見て、ついて下り始める

竜王山への下りは人もあまり歩かず、雪も深く急な勾配なので、ワカンをしていてもヒザ上まで埋もれてしまう。しかしこう配がきついため滑り落ちるように進む

いくつかのアップダウンを繰り返しながら、急激な下りの登山道がつズく

樹林界の中を進んでいくが、枝をもぐりこみながら進むので疲れる

見晴らしの良い小ピークに到着。振り返ると一気に下ってきた綿向山が

1歩1歩雪に足を鎮めながら進んでいく。ワカンを着けていても御覧の通り、沈み込む

鉄塔手前で、後ろから追ってきていた若者に抜かれる。足元を見ると12本爪アイゼンである。私よりも雪に足を取られていたであろう。2番目の鉄塔から振り返り綿向き山を望む 鉄塔付近から登ってきた表参道コース川を見ると、五合目小屋がはっきりと見下ろすことができる

鉄塔からしばらく進んでいくと竜王山に到着

竜王山からは、再び一気に下りとなる

下りきると竜王山登山口である水木谷林道に出る

駐車場で帰り支度をしていると表参道側から1名の登山者が下山。残り1名も表参道からの下山であろう

この日竜王山からの下山は多分私を含め単独者4名だけであろう。7年前には水無山から綿向山、竜王山とラッセルして歩いたが、当時の体力からは、相当落ちている。同じ山を登って見ると、年齢での衰えを感じさせられる。これかもあと何年、歩き続けることができるかわからないが、出来る限り歩き続けていきたい、

林道を駐車場に向かって下る。駐車場に到着すると、既に団体さんらの車はなく、単独者の車3台だけとなっていた。

山で出会った花


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