大峰山系 大普賢岳(1779m)   GPS大普賢岳登山地図の表示


登山日2007年06月02日 (土) 晴れ時々曇り   メンバー 私と同僚  所要時間 8時間10分

和佐又山ヒュッテ8:20→無双洞分岐点8:35→笙の窟9:05→日本岳9;20→石の鼻9:30→10:15大普賢岳10:35→水太覗10:45→国見岳11:15→11:35稚子泊12:15→国見岳(偽)12:20→七つ池12:25→七曜岳12:35→分岐12:45→13:45無双洞14:25→底無し井戸15:00→15:40分岐点15:50→16:05和佐又山16:15→ヒュッテ16;30

(大阪府寝屋川市から) 往路 2時間35分  帰路 3時間30分(食事含む)

駐車場 和佐又ヒュッテ(有料1000円) 

トイレ 和佐又ヒュッテ事務所、キャンプ場などに数箇所ある


私の住んでいる寝屋川に早朝の5時30分に交野市に住んでいる同僚が迎えに来てくれた。そして一般道路を利用し、国道170号、阪奈道路、国道24号線を利用し、もう1台の車との待ち合わせ場所である奈良県川上村の杉の湯の道の駅に、しばらくすると、待っていたもう1台の車も到着したので、一緒に和佐又ヒュッテまで走り、登山届け提出。既に和佐又ヒュッテ前は車やテントが多く、駐車料金1000円を払い大普賢岳に向けて出発する


和佐又ヒュッテからバンガローが建っている方向へは行かず、大普賢岳登山道と書かれた標識から入り、奥のテントサイトまで歩く。ここは半年前にテントを張った場所であるが、同じ場所にスノーピークのスタッフがテントを張られている

テントサイトを抜けると直ぐに沢道口からの登山道が合流する場所に出、更に少しだけ進むと、大普賢岳登山口がある

大普賢岳登山口原緩やかな登山道を歩いていくと、無双洞と和佐又山の分岐に到着する。今回は反時計方向の周回コースをとるので、右側の大普賢岳コースを歩く

シダンの窟、朝日窟と岩が張り出した直ぐ横を歩いていく。 笙ノ窟で、この先少し険しくなる登山道に備え少し休憩を取る 笙ノ窟を過ぎると右手に回り込み日本岳へ向って急な登りが始まる。

日本岳から鉄梯子を何度も登りながら展望の良い石の鼻に行く。狭い岩場なので8人が岩の上に立つと余裕が無い。しかし展望は七曜岳方面が一望でき最高の場所である。

石の鼻の上で登ってくる同僚を待つ

石の鼻に全員集合

石の鼻から再び、鎖,鉄梯子が何箇所もある登山道を歩き大普賢岳の山頂を目指す

大普賢岳の山頂で今回の参加者全員で記念撮影。

吉野から続いている大峰奥駈道の途中の大普賢岳の山頂

大普賢岳から見た稲村ヶ岳と山上ヶ岳

大普賢岳山頂を下るとムラサキヤシオツツジが新緑の緑の中に鮮やかに映え、前方には仏生ヶ岳方面が 水太覗に到着。ここからの展望は大台ケ原方面が見渡せる。足元の先は絶壁で迫力もある

水太覗からこれから歩く国見岳側の尾根を望む

ブナ林が見事な大峯奥駈道

鎖場の連続、今回は団体での登山なので一人一人慎重に鎖を持って渡る

鎖場の鎖の固定が一部不安定な場所や鎖がちぎれている箇所もあり、慎重に渡る

国見岳の少し先の稚子泊で昼食にする。私は単独で来る時は毎回、この少し先の下の写真位置で大普賢岳を見ながら食事をしている

偽の国見岳近くに大普賢岳側の展望が開け、水太覗、大普賢岳、小普賢岳が一望できる。私が単独で来た時の定位置の絶景ポイント、3、4人なら休息が可能

七曜岳付近から見た稲村ヶ岳、山上ヶ岳、左奥には八経ヶ岳、弥山も見える

念仏橋。ここからの稲村ヶ岳や山上ヶ岳の展望は良い

七曜岳の山頂からの展望は良いが、既に数組の登山者が居られ、我ら8名の団体が山頂に長時間居れば邪魔になるので、写真だけを撮り、無双胴に向けて下山する

奥駈道の標識は石製、きれいな道標になっている、世界遺産に指定されたため整備にも力を入れているのであろう。七曜岳直ぐ南の分岐で奥駈道と分かれ無双洞へと下る

大峯奥駆道から無双洞へのルートに入ると根っこが露出した急激な下りの道となる 木の根を跨ぎながらの急激な下り、所々に鎖や階段が設けれれている 一旦緩やかな勾配になるが、無双洞へは再び急激な下り坂を下る
無双洞に到着すると小さな黄色い花のヒメレンゲが出迎え

無双洞から湧き出てくる水は冷たく美味しい

無双洞に入り、出口に向って記念写真

無双洞前でコーヒーを沸かし休息。前にここの水を御土産に10リットル持って帰ったメンバーも居たが今回はペットボトル1本程度の持ち帰り

無双洞から底無井戸へ歩くと井戸の手前で鎖場の切り立った岩場を上がるが、以前ほど険しさが無い? 底無井戸付近は落石が多いのか通行止めになっていてルートが一部変更されているが、底無し井戸からは緩やかな道となる 笙ノ窟への分岐を過ぎると、和佐又ヒュッテ近くのベンチのある分岐に戻ってくる。今回はここから和佐又山に寄り下山することにする

和佐又山の山頂

和和佐又山からジグザグの道を下ってくると佐又ヒュッテのテントサイトの広場が見えてくる 和佐又ヒュッテに到着。皆で無事下山してきたので万歳を。運転をしない私を含む数人は運転手を置いてヒュッテでビールで乾杯

山で出会った花

シロヤシオ

ムラサキヤシオツツジ

ホンシャクナゲ

タチスボスミレ

ワチガイソウ

キケマンソウ

ギンリョウソウ

イワカガミ


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