伊吹山(1377m)   GPS伊吹山登山地図の表示


登山日 2006年01月29日 (日) 晴れ   メンバー 私  所要時間 5時間15分

ゴンドラ乗場=高原ホテル(三合目)7:50リフト降場8:10→五合目8:30→10:50伊吹山12:05→六合目小屋12:45→高原ホテル13:05→ゴンドラ乗場

(大阪府寝屋川市から) 往路2時間0分(高速利用) 帰路3時間10分(国道8号)

(駐車場)ゴンドラ乗場・伊吹登山口付近に数箇所有料駐車場ある

(トイレ)ゴンドラ駅、高原ホテルなどにある。伊吹山山頂、六合目にもトイレはあるが、この時期は雪のため閉鎖


京都南インターから名神自動車道に乗り米原インターまで有料道路を走る。今日伊吹山へ行こうと決めたのは前日の夜で、それまでは午後から用があったのでジット我慢して家にと思っていたが天気予報が全国的な快晴。仲間たちは各地へ山登りに行っているし、私も我慢が出来ず山へ行くことに急遽決めた。

伊吹山は3日前にリンクして頂いているiwahigeさんが12本爪で伊吹山に登られたので、私も久しぶりに12本爪を使いたくなり、比良山系の釣瓶岳に続きiwahigeさんの追っかけを、帰りは時間が早かったので高速道路は利用せずに一般道で帰ろうと国道8号線を利用して大阪まで戻る。   iwahigeさんの伊吹山


米原JCから吹山スキー場のある伊吹登山口へ車を走らす。前方には今日の目的の山、伊吹山が見える

いつも停めるゴンドラ乗場前の有料駐車場に車を停め、ゴンドラ往復券(シニア700円)を購入し、伊吹高原ホテルのある3合目までゴンドラで上る

ゴンドラを降りると今日は真っ青な天気。伊吹高原ホテル前には多くのスキーヤーや登山者の姿が、登山届は高原ホテルへ提出する

スキー場の左端を歩きながらリフト最上部に向かって歩く。途中、テント泊の登山者が

スキー場は時間的に早いのかあまり滑っていないがリフトには切れ目無くスキーヤが乗車している。リフト上部からはアイゼンを装着して歩くことにする。スキー客を見ると今はほとんどがスノーボーダーである

リフトを越えるとそこにもテントが張られている。登山者の姿は見かけるが、伊吹山山頂に向かっての斜面には数組だけの登山者の姿しか見えない

先に歩かれていた団体さんに追いつく。全員がピッケルを持たれている。私は車に残したままなのでWストックで山頂を目指す

団体さんとは距離を離しながら山頂を目指し、上っていく。夏なら登山道をジグザグに上っていくのだが、雪山登山になると登山道の位置が分からないので、直登になっていまう

途中から振り返ると遥か下にスキー場が、スキー場も勾配はあるものの何故か緩やかに見える

山頂に近づくに連れ斜面がきつくなってくる。しかしクラストになっておりアイゼンが良く効きとても歩きやすい状況となっている

琵琶湖北部に真っ白な山頂の山が、三十三間山か野坂岳だろうか?

山頂近くになるととてもキツイ勾配となる。凍った雪のため滑りかけたりするので、1歩1歩慎重にアイゼンの前爪を蹴り込んで上っていく。後ろからは私の歩いたルートを数組の単独者が同じペースで続いて登ってくる クラストになった斜面も勾配がきつくなり、簡単には上がれない状況となる。この辺りからは一歩一歩しっかりとアイゼンを雪に打ち込みながら前進する

山頂寸前になり、一段ときつい急勾配になり前進するのに時間を要す。少し体力の温存も必要と思い、最後の休息をとる。その間に後ろに付いていた登山者が追い越して山頂へ、追い越しざまに先行して歩いたお礼を言われた。気が付くとそこから2、3分ほどで緩やかなお花畑だった

やっと緩やかな位置まで上りきった、振り返ると琵琶湖の奥に蓬莱山や武奈ヶ岳などの比良の山が見える

山頂付近は真っ白である

伊吹山に登りきると北側には真っ白な雪山がつながっている

伊吹山の山頂にある日本7高山霊場の覚心堂

伊吹山の山頂には日本武尊の像が

伊吹山山頂からは白山、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスが一望

山頂から見た雪に覆われた山、中央左に真っ白な白山、その右手には北アルプス、乗鞍岳、御嶽山の山並みが

伊吹山の山頂から真っ白な北アルプスなどの山並みを

白山

御嶽山

伊吹山山頂には徐々に多くの人達が上ってきて賑やかになっている

昼に下山するが、12時を回ってもどんどんと上ってこられる。この頃には雪面はクラストの状況ではなく、気温が上がったり多くの方が踏み荒らした状況となっているので、アイゼンはまったく聞かない状態。ピッケルもまったく役に立たない状態となっている

振り返ると空は真っ青、大きなザックの団体がどんどん上っていかれる

ゴンドラ駅前のリフト乗場に到着すると大勢のスキー客がリフト待ち、今年は閉鎖予定のスキー場であったが人気はあるようである


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