弥山(1819m) 八経ヶ岳<八剣山>(1915m)     メンバー 私       登山地図の表示


登山日 2003年09月14日 (日) 晴れ    所要時間 8時間30分 

行者還トンネル西口8:15→8:55出合9:05→弁天の森9:20→聖宝ノ宿跡9:40→10:20弥山10:35→10:55八経ヶ岳山頂11:05→明星ヶ岳付近11:30→八経ヶ岳山頂11:55→弥山小屋12:20→聖宝ノ宿跡12:50→弁天の森13:05→13:25出合13:35→小谷林道分岐(一ノ峠)13:55→天ヶ瀬分岐(避難小屋跡)14:00→大川辻14:40→14:45東行者還の宿14:55→天ヶ瀬分岐15:40→小谷林道分岐15:45→出合16:05→トンネル西口16:35(登山ルートは地図の表示を参照)

(大阪の寝屋川から)往路 3時間0分  帰路 3時間25分


先週の山上ヶ岳・稲村ヶ岳に続き、再び大峰に来た。

今日は天気予報が晴れ、連休で本当は北アルプスに行く予定だったが前日が仕事で近場の山にしか行けない。

とりあえず大峰に向け車を走らせるが、気がつけば先週と同じ道を走っていた。

仕方がなく、今度は八経が岳に行くことに決め、みたらい渓谷を抜け、行者環トンネルの西口に到着

トンネル入口の駐車場は既に満車、仕方がなく少し下った道路に車を停める。


ミタライ渓谷
トンネル西口下流付近の渓谷 登山道から少し上がった付近

登山道入口付近の沢

渓谷沿いの林道を走っていると、弥山の雄大な姿が

林道沿いに車を停め、登山を開始する

行者環トンネル西口の登山口に到着

登山口から少し歩くと、木の橋がある。前回来た時の橋ではない。新しくなっていた。帰りにはここで空になったペットボトルに沢の水をお土産に入れて帰る
沢を渡り、少しあると尾根の出合まで急な坂が続く。休息をとるとペースが落ちるので休まず出合まで歩くことにする。 出合に到着。ここでは多くの人が急坂を登ってきた疲れを癒すため、休憩している。私もここで最初の休憩をすることにする。今日は涼しかったのでここまであまり汗をかかずに登れた。
出合から聖宝の宿跡までは緩やかな道が続く 尾根を歩いていると、先週同様登山道脇にはいっぱいのトリカブトの花が、目を楽しまさせてくれる

弁天の森

聖宝の宿跡

緩やかな尾根を抜けると、目の前に雄大な八経ガ岳と弥山の山が現れる。山頂付近はガスがかかっている
登山道が少し急な勾配になるが、右手に大峰の山を望みながら歩くと疲れも感じない。行者環岳の先には大普賢岳が 山上が岳や稲村が岳が見えるが、稲村が岳お山頂付近はガスで覆われている
丸太の階段を登り山頂に向う。丸太の階段は段差が少なくとても歩きやすく整備し直しされている 天気が良く、山登りに適した気候になってきたので、多くの登山者の姿が

弥山の山頂が近づくと青空が

枯れた木が山頂付近にあり、この裏手に弥山小屋が見えてくる
弥山小屋のある広場に到着
弥山から見た八経ヶ岳、左手奥に釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳の姿がはっきりと見える

弥山の山頂

釈迦が岳をズームで

弥山小屋前に戻ってくると、相変わらず多くの登山者が行き来したり、休息したり、山頂よりもここの方が人気がある 弥山小屋前の八剣山と彫った石碑のある登山道を下っていくと直ぐに、目の前に八経ヶ岳の姿が見える。多くの人は荷物を弥山小屋前の広場に置き、手ぶらで八経ヶ岳を目指す人が多い
整備された丸太の階段を歩く 振り返ると弥山の後ろに大普賢岳が
弥山から八経ヶ岳への登山道の周りの木は倒木が多い 倒木も綺麗に見えてしまう?
八経ヶ岳山頂少し下から見た弥山の全景、後ろには大普賢岳が
八経が岳山頂
八経が岳山頂より弥山を、弥山小屋がよく見える。弥山の後ろに左から稲村ヶ岳、山上が岳、大普賢岳が見える
大台ケ原と釈迦が岳の間の風景
明星が岳の左奥に仏生が岳、釈迦が岳が
八経が岳から明星が岳へ歩くと、絶壁の光景を見ることが出来る 今年の5月に歩いた仏生が岳、釈迦が岳の姿が、残念ながら孔雀岳は仏生が岳の影になり見ることが出来ない
八経ヶ岳に戻ってきた。みんな弥山の方向ばかりを見ている。直ぐ反対側にも良い景色を見ることが出来るのだが 弥山に戻る登山道。バックの真っ青な青空に映えたとてもすばらしい景色である
弥山小屋に戻ってきた。休まず下山することにする 少し下った登山道から稲村ヶ岳をはっきりと見ることが出来た。大日山との大日キレットもはっきりと見れる

弁天の森まで戻ってきた。少し見晴らしの良い場所へ出てみると、左から稲村ヶ岳、山上が岳、竜ヶ岳、大普賢岳が一望できた。隠れた展望台である

出合に戻ってくる。ここで少し休憩をしていたが、このまま下山するのも惜しい。もう少し歩こうと、行者環岳方面へ歩くことにする。 奥駈道を行者環岳方面へと歩くと、木々の間から大普賢岳が先ほどよりも段々と大きく見えてくる
開けた尾根沿いの登山道である。出合からこちらのコースは人とほとんど会わない。行者環小屋までで出会ったのは2組だけ。少し時間が遅いためなのか?

一の峠の小谷林道分岐点

大普賢岳がますます大きく見えてくるが、この先は木々が邪魔で行者環小屋まではほとんど見ることが出来なかった 荒れ果てた避難小屋、中を覗くと床が抜けて使える状態ではない
東側を見ると大台ケ原が見える
関電の鉄塔から見た行者還岳。すぐ近くには大川辻があり、大川口に下山することが出来る 東行者還の宿と表示のある小屋。とても綺麗な小屋である
あと1時間早く東行者還小屋に到着していれば、行者還岳に登ることが出来たのだが、残念であった。

少し秋に近づき日の入りも早くなっているので、無理は出来ない。帰る時間を計算すると無理なので、下から見上げなら休憩を取り、引き返す

引き返し歩いていると軽装の登山者2組と出会うが、今頃から何処へ行くのか気になる。

帰りの避難小屋跡付近では太陽の高度が下がり、太陽の光がまともに目に入り、登山道を見るのがまぶしく、はっきりと登山道を見ることが出来なかった。

出合に戻ってきても、人の気配はない。

そのまま下山をすることにする。途中で数組の登山者を追い抜いて下山をしたが、車はだいぶ減ってしまっていた。ほとんどの車の人は弥山小屋で宿泊なのであろう

行者還小屋から見た行者還岳

山で出会った花
トリカブト

 KENの近畿の山ホームページへ     弥山・八経ヶ岳登山メニューへ

 

inserted by FC2 system