穂高岳・涸沢、屏風の耳(2565m)     メンバー 私と妻         登山地図の表示


登山日 2002年10月3日 (木)〜2002年10月4日 (金)  所要時間 (1日目)7時間30分+(2日目)7時間30分 計15時間

(1日目)2002年10月3日 (木) 晴れ    所要時間 7時間30分 

上高地バスターミナル7:10→河童橋7:20→明神7:55→徳沢8:50→新村橋9:05→9:45横尾9:55→休憩(0:15)→11:20木谷橋(昼食)12:10→涸沢ヒュッテ14:25→涸沢山荘14:40

(2日目)2002年10月4日 (金) 晴れ    所要時間 7時間30分 

涸沢山荘6;25→涸沢ヒュッテ6;35→屏風のコル7:45→8:10屏風の耳(頭)8:40→新村橋11:10→徳沢11:25→12:15明神(昼食)12:45→河童橋13:40→上高地バスターミナル13:55

往路 大阪(寝屋川)から沢渡まで6時間  帰路 沢渡から大阪吹田まで6時間(入浴、夕食含む)


穂高の紅葉を見ようと妻と涸沢へ行くことに決め、涸沢の紅葉の最盛期を狙って計画を立てる

台風が通り過ぎた翌日に涸沢の紅葉を見ようと大阪を20時30分に出発。名神道路、東海北陸道と乗り継ぎ終点の飛騨清見ICで下り高山市内まで順調に車を走らせたが、燃料が3分の1しか残っていないので、このまま上高地まで行くのは心配。

コンビニにいた人に聞くと、下呂の近くまで行かないと深夜のガソリンスタンドはないとのこと。仕方がなく40分走り燃料を満タンにして再び高山市まで戻る。約1時間30分のロスである。結局昨年の夏にも利用した沢渡の茶嵐駐車場に着いたのが2時過ぎ。5時に駐車場の管理人に起こされるまでの約2時間半ほど寝ることが出来た。

他の人たちは起きだして出発していたが、再び泊まり用の駐車場に移動して寝ることに。

また約1時間ほど寝たあと駐車場前のバス停から上高地行きのバスに乗り、上高地に7時過ぎに着く。


上高地のこの時間には観光客はおらず、登山者ばかり。

明神に着くと多くの登山者が。

上高地や涸沢の紅葉はとても有名なので人が多そうである

横尾まで登山者が切れることなく進んでいく。夏シーズンより紅葉の時期の方が多いのか山小屋の混雑度が心配になってきた。

早朝の河童橋はほとんど人がいない

明神

明神池辺りから明神岳を

明神から徳沢に歩くと梓川の川沿いに出る。ここからの眺望は最高

徳沢の紅葉

新村橋より梓川上流部を見ると常念岳、その先には大天井岳が

新村橋より下流部を見ると焼岳が

横尾側から見た前穂高岳。前穂高岳もすばらしい紅葉

横尾から明神岳

横尾の橋の先には屏風が

屏風を見ながらコーヒーを沸かし休憩。翌日の帰路はここの上を。屏風の耳あたりも見事な紅葉である

北穂高岳、南岳の間の大キレットがはっきりと

北穂高岳、山頂には肉眼でも山小屋が見える。

木谷橋の河原で昼食。

横尾尾根の紅葉

大天井岳

涸沢の紅葉。とても美しい。肉眼で見るともっとすばらしい色彩である。この景色を見るために多くの登山者が穂高岳の紅葉を見に来るのである

紅葉の先に涸岳、涸沢槍が、紅葉がとても絵になる場所で多くの本格的なカメラマンが撮影を、私の腕が悪いのか逆光のため紅葉の鮮やかさが・・・

涸沢の紅葉の先には大天井岳が

涸沢ヒュッテのテラス

涸沢のキャンプ場。山小屋の混雑がいやな人にはよいかも。1人500円である。

南稜の先には北穂高岳が

涸沢山荘のテラスより常念岳が

前穂高岳と大雪渓(雪はあまり残っていない)

前穂高岳

奥穂高岳

涸沢から奥穂高岳を。見事な紅葉となっている。
←涸沢山荘よりザイテングラードの上の奥穂高岳を
紅葉のシーズンのため部屋は満員。廊下も歩くことが出来ない状態、リックの置き場も無い状態で4.5畳ぐらいの部屋に20人。中二階に8人、下に12人、私は下が定位置。どのようにして12人が横になれるか考えていたが無理な話。山小屋の人が確認に回ってきて、中二階が10人、下が10人ということで間違いだと解る。

1枚の上布団に4人が寝ることで、やっと寝る場所が定まったが、とても暑く寝むれない。他の人も同じ。結局上布団はかぶらず寝ることで少しだけ暑さから逃れ、いつの間にか眠っていた。

翌日解ったことであるが旧舘の方の宿泊者は1人に1枚の布団だったとのこと。もう少しバランスを考えてほしい。

パノラマコースから右に北穂高岳、左に涸沢岳を望む

パノラマコースより涸沢の紅葉を

パノラマコースより涸沢ヒュッテ周辺の紅葉

パノラマコースより中央に涸沢岳、左に奥穂高岳

奥穂高岳、涸沢岳をバックに見事な紅葉

屏風のコルより槍ヶ岳が

紅葉の涸沢から見た穂高連峰(左から奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳)

屏風のコルの尾根の紅葉

屏風の耳

屏風の耳から眼下に横尾の槍沢と横尾谷が合流する梓川が

屏風の耳と屏風の頭

槍ヶ岳。どの方向から見ても槍になっている。

屏風の耳

屏風の頭

遠くに槍ヶ岳、野口五郎岳

遥か先に霞んで見える立山連峰の姿が

眼下に徳沢付近の梓川が見える

徳沢を過ぎると徐々に観光客の姿が増えてくる。

上高地は紅葉がまだなので、徳沢辺りまで足を伸ばす人が多いようである。

河童橋付近に着くとほとんどが観光客。登山者の姿の方がはるかに少なくっている。

明神池

河童橋

山で出会った花

帰りは昨年に続き新平湯温泉のホテル上宝の露天風呂に。昨年は日帰り入浴OKと道路脇に表示があったが、今回は表示が無い。

ホテルの人に聞いてみるとOKとのことなので入浴料800を払い入浴。

昨年に続き今年も男女とも貸切の温泉だった。

ここの露天風呂からは山の景色を見ることが出来、大きな湯船の周りには色づいた木々が植えられており、とても気に入った温泉である。


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